海の男、ガジロンドン。
今日はこの彼の活動を秘密裏に調査してみようと思う。
われわれは現地に向かった!
船は・・・港につけてあるとの情報を聞きつけたわれわれは、更なる情報を入手するため、酒場にて話を聞くことにした。
「あのオヤジなら、郊外にでているよ。」
船乗りが郊外にでてなにをしようというのか!?
謎が謎を呼ぶ展開。誰とも無く、その期待感に興奮してか、言葉数が多くなっていた。
しかして郊外。われわれは彼を発見した!
草むらにたたずむ男。海の男が何故このような・・・?
そう思っていたわれわれの目に、信じられない光景が!!
なんと地面を掘り始めたのだ!!
これには皆驚いてしまった。船に乗ることが生きがいであるはずのそれ以外には単なるハ・・・熟年ハードボイルドなこの彼に何が起きたのか・・・?
物思いにふけっていたわれわれであったが、突然のうめき声に我に返る。取材班が山賊に襲われたのだ!!
相手はナイフを持ち、取材班を人質に、金品を要求してきた。
どうすれば・・・そううろたえていたわれわれの間を縫って、一つのハゲ・・・いや影が山賊にとびかかった!!
「とぉりゃーー!!」
その勢いに驚いたのか、山賊は人質を離してしまう。
彼は勇敢にも山賊と対峙した!
ものの2分程度であったか・・・緊迫した状況はむしろ何時間にも感じられた。が、彼の短剣が山賊の急所を捉えるのを誰一人見逃すことはなかった。
「わっはっは!わしの勝ちじゃーーー」
そう勝どきをあげた彼に、われわれはお礼方々、取材を敢行しようとした!!
が・・・彼は見向きもせず・・・
掘った。
謎の男、ガジロンドン。彼は一体どのような人生を歩むのか。
次回へ続く。
スポンサーサイト
- 2006/02/28(火) 07:47:53|
- 冒険譚
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1